ウォールウォッチャー

応急処置として効果的・外観を損なわない・工事は短期、使用は長期・外壁材落下防止対策

ウォールウォッチャー®とは

外壁材落下を防ぎながら外観を重視したネット及び工法

商標登録第5843269号　商標権者　吉田栄治　平成28年4月22⽇登録

特徴 1

応急処置として効果的

• 応急処置として落下防止を目的として架設することから修繕費扱いとなり、資産計上が不要。
• ハンマー打診調査と並⾏してネット架設作業も可能、ネット架設後の浮き部に対する補修（樹脂注入）工事も可能。
• 建物の将来計画（リニューアル or 建て替え）が必要となる資産蓄積の準備が可能。

特徴 2

外観を損なわない

• ネットは見た目がほとんど目立たない超極細タイプのため、外壁の美観性を保持。
• 壁はもちろんのこと、梁型、柱型、庇、パラペット等の部位を寸法通りネットで包み覆うため浮きがでない。

特徴 3

工事は短期、低コスト実現

• ネットパーツ化による作業効率UP、工期短縮が可能。
• コスト低減化が図れる。

特徴 4

外壁材落下防止対策

• モルタル仕上材等の落下物を受け止める。

熊本地震において剥がれたタイルがネットに引っかかり落下を防ぎました。

■工法概要

「ウォールウォッチャー工法」は、落下の危険性のある外壁面全体にアンカーピンをコンクリート躯体に打ち込みワイヤーでガイドを形成し、「イザナス」と言うパーツ分けした有機繊維ネットで外壁を覆う工法で、中期的な応急処置として仕上げ材の剥落を防止する高いレベルの強度・弾性率を有したネット架設工法です。

素材の特徴

「ウォールウォッチャー®」のネット素材はイザナス®という有機繊維でできており高レベルの強度・弾性率を有します。
イザナス®は、破断に必要なエネルギーが大きいため衝撃を吸収する特性に優れており、環境の脅威から人体を守る各種防護用にも採用されています。また、たった直径10mmのイザナス®のロープでも、約20t（理論値）まで吊り下げることができます。

1. 高強力： ピアノ線の約8倍という超高強力糸
2. 軽量化： 密度0.97g/cm³と非常に軽く、従来の他繊維よりも垂れにくいくい
3. 安全面： 軽いため、取り扱い易い（網目24目 73g/m² 　36目 50g/m² ）
4. 景観⾯： 細く⾒えにくい

■その他の特性

「イザナス®」は株式会社東洋紡の登録商標です。

修繕費比較

外壁施工面積1,000m²の場合の参考価格

■ピンネット工法による施工

※約10～15年で仕上げ防水化粧塗料吹付替えを要する。

■ウォールウォッチャー工法による施工

※約10年を目途にネットの張替えを要する。

※ピンネット工法とはピンでモルタルをコンクリートへ固定し、ひび割れたモルタルをネット層で補強することで、外壁の落下を防止する補修工法です。

主な施工事例